葛飾区 新小岩の内科 糖尿病治療 安倍内科医院

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総武線「新小岩」駅より 徒歩8

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東京都葛飾区東新小岩5-15-3

リウマチ科

リウマチについて

関節リウマチは全身性の炎症性疾患です。

関節リウマチは全身性の炎症背疾患です。その根底に免疫が絡んでいます。また、その周辺疾患として120以上の疾患が報告されています。それらの疾患の多様性とともに、何となく難しい病気として認識されています。当院には、地域の患者さんばかりでなく、かなり遠方から通ってくる患者さんも少なくありません。

関節リウマチを発症する年齢によって、病態が変わってきます。最近は60歳以上の高齢発症の患者さんが増えています。高齢発症の方々には、男性が多く含まれます。長寿の時代に突入しています。若年発症でも、高齢に達した患者さんが増えてきています。つまり、年齢への配慮の必要性が拡大してきています。副作用防止の面から、薬用量の匙加減が大切になっています。合併症も年齢とともに増えます。うつ病、認知症などへの対応も必要になります。

発症時の症状、経過観察中の症状は百人百様です。関節の痛み、腫れ、曲がる角度などの所見をまめに診察します。関節機能障害が進行すると、身体障害(肢体不自由)に分類されます。1級から14級に分類されます。1,2級(地域によっては3級も可)の障害者に対しては、医療費が減免(全額~一部負担)される制度があります。身体障害者手帳を所有していると、さまざまな補助を受けることができます。さらに、指定難病の制度もあります。110疾患が医療費助成対象になっています。そのうち、リウマチ性疾患は、悪性関節リウマチ、混合性結合識病、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症などがあります。

全ての患者さんに有効な治療法というのは存在しません。治療への反応性には個人差があります。患者さんのこころへの配慮は必須です。医療経済への配慮も必要になります。生物学的製剤の有効性は絶大です。しかし、その薬剤の高値に驚かされます。一方、3剤併用療法があります。アザルフィジン、リマチル、リウマトレックスの3剤です。聖マリアンナ医科大学での基礎研究で、その有効性を実証しました(1995年)。日本リウマチ実地医会での臨床研究で、その有効性を確認することができました(2016年)。この3剤併用療法はきわめて安価です。

漢方治療の研究が進んでいます。結合組織、腸管免疫、がんなどの分野で活用されています。当院でも漢方治療に内応しています。

関節リウマチの炎症に免疫が関与することを記載しました。つまり、アレルギー疾患に共通する因子が含まれています。関節リウマチは「木の芽どき」と「赤トンボの季節」に悪化します。さらに、「低気圧が近づく」と悪化することも知られています。

関節リウマチと糖尿病とを合併している患者さんも、大勢います。糖尿病専門外来で運動療法を勧められます。多くの糖尿病患者さんと一緒に体操をします。関節運動機能障害がありますので、同じように体操をこなすことができません。涙を流して、リウマチ専門外来に戻ってきます。リウマチ患者さんには、「リウマチ体操」があります。関節に負担をかけることなく、運動することができます。わたくしたちは動物です。「うごくもの」と書きます。関節をいじめることなく、おおいに動きましょう。

リウマチは手足の指、肘、膝などの関節に炎症を引き起こします。放置すると、関節の機能障害や、全身性疾患をも引き起こします。